今日の一冊教師400字ブログ

本の紹介。1記事400字。毎朝更新。

『幸福な食卓』が見せてくれる景色

今日は小説だワン。

幸福な食卓 (講談社文庫)

幸福な食卓 (講談社文庫)

教師である父親は仕事と父親を辞める宣言、母親は近くに一人暮らしをしちゃうワン。割と達観してる弟と、全てを観察している姉。


父、姉、弟は朝食だけは一緒に食べるワン。あとはお互いのヘンテコを確かめながら、淡々と生きていくワン。



狂おしいほど、この小説が好きだワン。


仕事という重荷を脱ぎ捨てたら、きっと僕は何だかんだ活動してしまうと思うワン。


そこには焦りのようなものがあって、仕事人間だった自分が急にいなくなるのはちょっと怖いと思うワンね…。

姉の視線にちょっとビクビクしながら、自分のしたいことに没頭する父親。感情移入したら泣きそうになるワン。


歳をとるにつれて、みんな当たり前に何かしらの役割を持つワン。仕事をしている自分、父親の自分、どれも自分だワン。

ちょっとくらいヘンテコでも、回り道をしてもいいワン。生きてさえいれば、家族は家族だと思うワン!